慰安婦と兵士の愛と死―限界状況において絡み合うエロスとタナトスの心理歴史的研究―目次(2020/6/30)

目 次

  序章 人間の心理歴史的な探究                     …01
 第一節 課題                              …01
第一項 慰安婦の意味―狭義と広義―
第二項 愛―他に還元できない生きる意味―
第三項 具体的諸事例―考察の切口として―
第四項 小著『アイデンティティと戦争』の発展
(一)「暴走するタナトス、グロテスクなエロス」から愛と死へ―
(二)「挺身」の実践
 第二節 志向性(インテンツィオナリテート)と方法論(メソドロジー)   …07
第一項 視座(パースペクティヴ)と志向性
(一)生きる意味や価値を求めて
(二)価値と価値自由(ヴェルトフライハイト)の止揚による「和」への志向
(三)悲惨と偉大の弁証法
(四)限界状況における存在意義の析出
第二項 心理歴史的アプローチ
(一)相互主観/主体性と象徴的相互作用
(二)主観/主体の記憶、諸主観/主体の「集合的記憶」、歴史の識別と学問の自由
(三)少数意見と多数意見の弁証法
(四)証言の検証―「真の言葉」と「偽りの言葉」の識別―
(五)声にならない声に耳を澄ます
(六)惻隠の情と情に流されない論理的な考察
(七)愛を認識し得る「繊細な精神」
(八)繊細な愛を描き得る文学的リアリティ
第三項 アクション・リサーチ
(一)研究の主体/主観(subject)と対象/客観(object)の認識論
(二)知行合一―良知の自己教育―
(三)研究と実践の相互作用、相乗効果
(四)「真理の勇気」
 第三節 「人間が無限に人間を超える」―「快楽に屈しない」ために―     …18

  第一章 問い(プロブレマティク)―前提的作業として―         …20
 第一節 学問の自由と歴史研究                      …20
 第二節 歴史と政治―中国における歴史の政治的な利用の歴史        …20
第一項 以史為鑑―歴史を鑑とする―
第二項 滅人之國、必先去其史
    ―人の国を滅ぼすには、必ずまずその歴史を取り去るべし―
第三項 柔能制剛、弱能制強―柔よく剛を制し、弱よく強を制す―
 第三節 中国におけるエロスとタナトス                  …21
第一項 場(フィールド)の特質
第二項 エロス
(一)「海千山千の妖女の如く」―長野朗の剔抉―
(二)「支那の文化」の「蠱惑性」―三木清の慧眼(1)―
(三)「数回の離縁、数回の姦淫によって、複雑な成熟した情感を育まれた女体」
   ―武田泰淳の直観―
(四)丰乳肥臀(豊乳肥臀)―中国共産党の欽定史観とは異なるもう一つの歴史―
第二項 タナトス
(一)暴君と暴民の暴政―暴力革命と専制支配の再生産―
(二)毛沢東・国民党の「杀人灭迹(殺人と証拠隠滅)」と「七不講」
(三)蒋介石・国民党の白色テロ、焦土作戦、四十年もの戒厳状態
(四)暴力の「循環」の歴史を終結させる「私には敵はいない」の実践思想の封殺
第三項 エロスとタナトスの複合
(一)身体的精神的去勢―宦官、纏足、科挙―
(二)腐敗と倒錯―心理歴史的サディコ・マゾヒズム(アルゴラグニー)―
(三)毛沢東と蒋介石の性的な共通点―ウラジミロフの察知―
第四項 悲劇と喜劇の弁証法による乗り越え―迂路を回して―
 第四節 戦後の米国の対日戦略                      …30
第一項 WGIP、3S、道徳教育反対の相互作用―日米安保とMSAの下で―
第二項 3Sにおける逆選抜の愚民政策
 第五節 中国共産党の対日戦略                      …31
第一項 繰り返される豹変
第二項 愛国主義教育と戦争責任追及
第三項 豹変のハビトゥス
 第六節 歴史の政治的な利用の現在                    …34
第一項 NGO(非政府組織)の政治的活動
(一)世界抗日戦争史実維護連合会
(二)韓国挺身隊問題対策協議会(日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯)
第二項 映画「主戦場」と配給会社「東風(とうふう)」
第三項 政治におけるイデオロギー(虚偽意識)と個人における強いられた「偽りの言葉」
(一)イデオロギーと「偽りの言葉」の相関性
(二)「支援」運動における感情と記憶の政治的利用―「恨」に即して―
(三)強いられた「偽りの言葉」―問われるべきは元慰安婦よりも「支援」組織―
(四)安秉直(アンビョンジク)の記述、発言、「反論」
(五)李容洙(イ・ヨンス)の証言と挺隊協批判
 ①「英語も分からない(영문도 모른)まま日本軍に連行された」
 ②「挺対協の人たちは闘争家の側にいるようだ」、「証言にはめちゃくちゃになったものが多い」
 ③「妄言ばかり発している大韓民国」
 ④「支援」組織は「募金」を集めても「おばあさんのために使ったことがない」
 ⑤慰安婦を傷つける「支援」組織
(六)沈美子(シム・ミジャ)の提訴
 第七節 実相―被害と加害が絡みあういくつもの「もうひとつの加担者たち」― …44
第一項 慰安婦自身
第二項 朝鮮人日本軍兵士
(一)敵に対して
(二)燼滅作戦において
(三)捕虜に対して
(四)占領地の地元民に対して
(五)朝鮮人慰安婦に対して
第三項 朝鮮人兵士と朝鮮人慰安婦の愛と死
 第八節 日本の心理歴史的な弱点                     …53
第一項 相互主観的な検討
第二項 日本批判と自己批判―外と内の弁証法―
第三項 日本の性的ハビトゥス
第四項 国外の知識人の見解
第五項 「女も知らずに死なせられない」人情
第六項 歴史の政治的な利用も呼応する日本の知の頽廃
(一)朴裕河に「反発」した「知識人」
(二)修辞による心理操作
(三)「フェミニズムの乱流」と「嘘はつかないけど、本当のことを言わないこともある」
(四)「感情記憶」と「お涙頂戴式に報告されたレポート」の再生産
(五)「批判」におけるダブルスタンダード
(六)中国を「ほめ立てる」外国人―魯迅の炯眼―
(七)「まじめすぎる」日本人と「ふまじめすぎる」中国人―魯迅の慧眼―
 第九節 先賢に学ぶ―三木清の慧眼(2)―                …63
第一項 知の頽廃による逆選抜を乗り越えるために
第二項 「東亜協同体」と「文化闘争」
第三項 「支那事変」の検討
   ―発端となった盧溝橋事件と中国共産党・コミンテルンに注意して―
第四項 歴史の政治的利用を凌駕するために
 第十節 歴史の政治的な利用の未来
    ―歴史の政治的な利用は、将来、歴史が評価を下す―         …66

  第二章 「支援」された生存者の「証言」                …67
 第一節 妊娠できた慰安婦とは?―広義の慰安婦―             …67
第一項 中国や日本のマスメディアによる報道の検討
第二項 慰安所と妊娠の不適合―定期的検診と堕胎―
第三項 自己分析と実験/経験的考察
 第二節 具体例の分析                          …69
第一項 朴永心(パク・ヨンシム)
(一)朴永心とされる元慰安婦の「調査」の諸問題
(二)写真と「証言」の矛盾
(三)別の写真と「証言」の検証
(四)「証言」しない重要なこと
(五)継承の問題と問題の継承
第二項 金福童(キム・ボクトン)
(一)「朝鮮戦争当時日本軍に無惨に踏みにじられ」
(二)繰り返される錯誤~「偽りの言葉」/「真の言葉」の理由
第三項 李玉善(イ・オクソン)
第四項 文玉珠(ムン・オクジュ/チュ)
(一)連行の強制性
(二)慰安所での「毎日」
(三)再度の逃亡とその成功
(四)軍紀・軍規の乱れ
(五)憲兵とゲリラとの同席
(六)コロムビアの蓄音機、貯金、ダイヤモンド
(七)参考―慰安婦の高額貯金の例―
(八)補論―「一概に因縁噺として片づけられないもの」―

  第三章 死者の声なき声―「死者との邂逅」―              …84
 第一節 拉孟・騰衝の戦略的位置
    ―第二次世界大戦における断作戦、インパール作戦、大陸打通作戦―  …84
 第二節 拉孟・騰衝における慰安婦                    …86
第一項 守備隊において「兵の服を着用し」た慰安婦
第二項 補論―中村森太郎少尉の体験
第三項 慰安所における日本人・朝鮮人・中国人の構成と割合
第四項 慰安婦と将校の具体例
(一)大和幸輔中尉
(二)丸山房安大佐
第五項 「下(しも)、上(かみ)に倣う」―ヤクザと「マルヤマクラブ」―
第六項 敵陣を制圧した後で現れて虐殺し、内地では「武勇伝」が喧伝される八木岡准尉
第七項 「突ッ込め」と号令をかけながら自分は退却する有田分隊長
第八項 逆選抜
(一)戦争と逆選抜―厳正な軍紀の必要性―
(二)無謀、無能力、無責任、無関心の牟田口的「四無主義」
(三)快楽による懐柔―無能の糊塗―
(四)多角的な考察
第九項 逆選抜を超えて―水上源蔵少将、倉本梅吉上等兵、高野禎上等兵の生と死―
 第三節 惨烈な戦場―壕を埋めた遺体―                  …98
 第四節 玉砕前                             …98
第一項 「兵と仲良しになっていた慰安婦もいたから、一緒に死んだのかも知れない」
第二項 毒殺命令の無視
第三項 青酸カリ―懐剣としての役割―
 第五節 玉砕―民族の違いを超えて―                   …102
 第六節 脱出                              …103
第一項 極限状況における崇高な暗黙の合意―阿吽の呼吸―
第二項 朴永心の「証言」の再検討―「恨」を超えて尊厳に到るために―
 第七節 脱出後                             …105
第一項 記録写真
第二項 中国側と日本側の捉え方の比較考察
(一)投降、脱出、玉砕
(二)逃亡か脱出か
(三)殺害か戦死か
 第八節 生き抜いた慰安婦たち                      …107
第一項 誠
第二項 双葉
第三項 君子
第四項 ヨシ子(或いはマサ子)
第五項 無名の慰安婦たち
 第九節 補論―ペリリュ島の久松(梅田セツ)―              …108
 第十節 声なき声に耳を澄まし伝える―歴史が評価を下すために―      …110

  第四章 金春子と長井軍曹                       …111
 第一節 記録としての意義                        …111
 第二節 「女の兵器」の意味―「同志」を超えた戦友的存在―        …111
 第三節 基調―悲惨と偉大の弁証法―                   …112
 第四節 ふるさと―日本統治下の現実―                  …113
第一項 官憲
第二項 思春期
第三項 「女子愛国奉仕隊」―「もうひとつの加担者」と「強制動員」―
 第五節 慰安婦として生きる                       …114
第一項 窃取
第二項 「勲章もらえますか」、「金の方はうんと儲かるぞ」
第三項 観察眼
第四項 「人間的強さ」
第五項 強いられた生き方における適応、発達
第六項 慰安における階級制
第七項 慰安所の土曜と日曜
第八項 八路軍の評判―「必ず代価を払う」と「うんと沢山の税金を取」る―
第九項 慰安婦と兵士の相互主観的感覚
(一)慰安婦は「男らしい体臭に酔」い、
    兵士は「化粧品の匂いや、安お白粉の匂いに酔」う相互主観性
(二)「位や、物で」はなく「ご苦労にむくいる道」
(三)「悪い兵隊さん」―サディズムとネクロフィリア―
第十項 「楽しい慰問ピクニック」―「決死隊」巡回慰安婦―
第十一項 分遣隊
第十二項 河南の戦闘
 第六節 愛と死―幸いなサバイバー(幸存者)の代弁―           …123
 第七節 考察―「聖婚」と「乳房教育」―                 …123
 第八節 補論―伊藤桂一の戦場文学と記録―                …125
  第一項 千鳥と柳―文学的リアリティ―
  第二項 記録「日本軍隊の慰安婦」

第五章 田村の文学世界における慰安婦と兵士の愛と死            …130
 第一節 予備的考察                           …130
第一項 歴史と文学―史実と文学的リアリティ―
第二項 山西の戦場の特質
(一)日本に留学した閻錫山の根拠地
   ―軍閥(国民党山西派)、共産党軍、日本軍、土匪(匪賊)の錯綜―
(二)田村の描く山西の問題
(三)元兵士からの聞き取り
(四)補論―戦後の山西残留日本軍―
第三項 中国共産党の暴力
(一)外的暴力
 ①土地改革
 ②宗教への「阿片」のレッテル貼り―迫害と掠奪の正当化―
 ③通化事件―大規模な虐殺、冷酷な見せしめ処刑、証人の抹殺―
 ④冷酷な餓死ジェノサイド作戦
 ⑤隠蔽、「厚遇」による誘導、プロパガンダ
(二)内的暴力
 ①党内抗争と毛沢東の指導権確立―周恩来、康生、江青のラインによる「生神」化―
 ②王実味の粛清―「整風」の象徴―
(三)毛沢東主義(マオイズム)
―「精神的堕落」、“精神純化”、「個性の喪失」による毛沢東の「生神」化―
第四項 中国共産党幹部における腐敗
(一)「ポン引きまでできる」毛沢東の下の幹部の性的な特権
(二)“現実に即したマルクス主義”の性的な実践形態―或いは“援助交際”の先行形態―
(三)「延安ローズ」原清子の一言「大きくてむくむくと肉の厚い手だった」の意味
(四)野坂の慰安婦(現地妻)と日本共産党の「ハウスキーパー」
(五)権力掌握後の中国共産党
(六)参考―戦後の日本共産党―
 ①朝鮮戦争時期の「女性工作班」
 ②宮本顕治と大森寿恵子―年長の幹部と青年―
 ③「飲ませる、食わせる、抱かせる」
第五項 中国共産党軍と日本軍の内通
(一)戦況の推移と毛沢東の指導権確立
(二)ウラジミロフの記録
(三)特務工作―周恩来、潘漢年、袁殊の役割―
(四)中国共産党の地下工作―「蓋をあけてみたら赤くなっていた」
(五)「常人の企ておよばないほど」の「意志と奸智」のイデオロギー的特質
(六)ソ連と中国共産党の豹変
 ①ソ連の日ソ中立条約一方的破棄と奇襲攻撃
 ②中国共産党の繰り返す豹変―“現実に即したマルクス主義”の実践形態―
 第二節 田村の文学的リアリティの批判と分析               …159
第一項 日本軍と中国共産党の内通の深長な示唆
第二項 中国共産党の棄民の看過
第三項 「デフォルマション」の傾向
第四項 過剰な「デフォルマション」
(一)「失われた男」
(二)「裸女のいる隊列」への批判
(三)「裸女のいる隊列」に関する論評への批判
(四)「デフォルマション」の警鐘としての意味
(五)人間の非人間化=動物以下への退行・倒錯の意識化
 第三節 田村文学の評価                         …166
第一項 プロフィール
第二項 人格(パーソナリティ)―「清純」と「雑駁」、「豪放磊落」と「細やかな神経」―
第三項 「肉体文学」の意味
(一)計り知れない「闇」の深さ
(二)デモーニッシュなエロスとタナトスを乗り越える愛―人間としての苦闘―
第四項 経験論・自己分析(一)
第五項 田村の力量
(一)「狂熱」の自己分析とエロスとタナトスを具象化した肉体と屍体
(二)独立した批判精神
(三)「最も実践的な末端」の「汚濁」へのアプローチ
(四)人間として「貧し」き「平和愛好論」批判
 ①田村の思想性や認識
 ②池田の田村批判の検討
 ③補論―経験論・自己分析(二)
(五)死した戦友の声なき声に耳を澄ます
(六)デモーニッシュな状況を描ききるハイリッヒへの志向
  ―強靱なヒューマニズムとアンチ・ヒューマニズムの複合―
第六項 世代を超えて継承・展開する文学のポテンシャリティ
(一)文学全集などにおける位置づけ
(二)つかこうへいによる独創的な展開
 ①「春婦傳」と『娘に語る祖国 「満州駅伝」従軍慰安婦編』の結びの照応
 ②取材で得た慰安婦の実相
 ③スンジャと池田―「今日も満州に愛の壊れる時がきた」―
 ④「人は、人を恨むために生まれてきたのではない」
 第四節 朝鮮人慰安婦と日本兵                      …182
第一項 春美と三上―「春婦伝」(一九四七年)―
(一)朝鮮人慰安婦への「泣きたいやうな慕情」と日本女性への「復讐」心
(二)「ピイ、ピイって、馬鹿にするか。天皇陛下がそれいうか。同じぞ」
(三)補論―大アジア主義の「内」における民族差別―
(四)自爆の心中
(五)将校における虚飾や嫉妬と逆選抜による実力の低下
(六)赤・紅の意味―「中共の民兵作戦」―人民戦争―
(七)“精神の悪魔”の追及・追究―田村を超えて―
第二項 ヒロ子と原田―「蝗」(一九六四年)―
(一)予備的考察
 ①「蝗」と「温故一九四二」の歴史研究としての意義
 ②文学的リアリティの基盤―歴史的因果関係―
  A 蒋介石・国民党軍の焦土作戦「黄河決壊事件」と日本軍の被災民救援
  B 河南の大飢饉と日本軍の中国人飢餓難民救援
  C 暴政における腐敗と「蠱惑性」―大飢饉に乗じた人身売買、特権階層の貪欲な食と性―
  D 補論―日本人による他の救援事例―
(二)「蝗」を読む
 ①重層的な「悪魔」
 ②デモーニッシュな導入と「奥深い」問題提起
 ③朝鮮人抱え主の阿片密売
 ④補論―阿片と戦争―
  A 中国共産党と「“特産”貿易」
  B 「解放区」を通した売買
  C ウラジミロフの日記より
 ⑤駐留部隊の戦時性暴力
 ⑥田村への批判の検討
 ⑦ヒロ子と原田―「同志」や「同族」の意識を超える愛と死―
 ⑧「女を殺せなんちゅう命令など腑に落ちんことが多かった」
 ⑨付きまとう「蝗」
 第五節 中国人慰安婦と日本兵                     …199
第一項 張沢民と佐田/張玉芝と田村―
第二項 「肉体の悪魔」―エロスとタナトスのデモーニッシュな絡みあい―
(一)「かなり事実に即してなぞった」という内容
(二)侵略者=民族の敵かつ愛人
(三)二重スパイの両面工作、ハニー・トラップ
(四)戦場における情報戦
(五)中国共産党に憧れる日本兵と天皇共産主義
(六)日本軍と中国共産党軍の内通―「肉体」と心のデモーニッシュな絡みあい―
(七)殺人と紙一重の差の限界状況
(八)「失われた時」への痛恨や詠嘆
第三項 「檻」―「世界―内―存在」の活写―
(一)「あはれ」
(二)「抗大(カンダア)」
(三)戦時性暴力と立ち尽くす佐田=田村
(四)何重もの「檻」
(五)池田の田村批判の検討(二)
第四項 補論―内通に関して―

  終章 人間の条件                          …209
 第一節 誰もが肉慾の奴隷であったのではない              …209
第一項 野蛮と文明
第二項 七つの事例
(一)田口清克の情報
(二)平尾治の記録
(三)李佳烔の記録
(四)金春子の記録
(五)品野実の経験
(六)古山高麗雄の経験
(七)木佐森恒雄の経験
 第二節 人間化の努力                         …214
第一項 人間性の保持
第二項 人間としての意思疎通
第三項 慰安―人間的な生へ保持―
第四項 浄化―人間的な生への復帰
 第三節 心に刻み伝える課題として―「恨」を乗り越える愛―       …216

  結び                                …216

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