日本の青年・学生の心理歴史的研究―ノート その21

41.日本共産党・民青のゲバルト部隊

 神山が「暁部隊」と表現した日本共産党・民青のゲバルト部隊について述べる。
 宮崎は「早稲田大学レーニン班」と書いている(『突破者外伝―私が生きた70年と戦後共同体』祥伝社、2014年、pp.85-87)。神水は「小説」として「都学連の精鋭のゲバルト部隊」、「あかつき戦闘隊」、「民主派の行動隊」と表記している(前掲『清冽の炎』第四巻、pp.274-277。p.311等、以下同様)。彼は実体験に基づいており、そのように呼ばれていたと言える。神水は党の「オルグ」が「ふたき旅館」(実在、二〇一一年頃に閉業)に「常駐」していることとも述べており、それは史実である。大窪一志は「ふたき旅館」を「前線司令部」と説明した(聞き取りから)。ただし神水が「都学連」の組織と捉えた点は誤り、中央直轄の組織とであった。
 70年代半ば、私が聞いたのは「あかつき行動隊」であった。その意味は「赤旗」はじめ日本共産党の出版物をいくつも印刷する「あかつき印刷」と同じで、新たな時代の「あかつき」=夜明けを表していると説明された。
 「暁部隊」については、宮崎のライフ・ヒストリーに即してさらに考察しなければならないが、これは「新日和見主義」粛清との関連で別の機会に行う。

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