ユーゴスラヴィア留学後の研究ノート19

9月13日
議論
 調査会議で、日立の研修について報告した。(2021年02月11日のブログで述べた)
 部長クラスから技能職まで、国内だけでなく海外まで「つなげる」こと、そこに教育を位置づけることは、日本の産業訓練として重要である。それを言葉だけでなく実行できるかが課題になる。
 HIMは工場のロボット化だけでなく、労働の人間化としても考えねばならない。
所感
 労働を人間化するだけでなく、社会化することも考えねばならない。主体性が私事性に流れ、私生活主義に陥ってはならないからである。人間化と社会化の組み合わせは、私事性と公共性の統合で考えねばならない。
 前者はジョブ・ローテーション、職務充実(Job Enrichment)、職務拡大(Job Enlargement)として進められている。
 後者では、以下の文献があることを内心で思った。
・相沢与一『現代社会と労働=社会運動:労働の社会化と現代の貧困化』労働旬報社、1979年
・富沢賢治『唯物史観と労働運動:マルクス・レーニンの「労働の社会化」論』ミネルヴァ書房、1974 年
・山口正之『現代社会経済学:労働の社会化の歴史と理論』青木書店、1984年
 しかし、明白にマルクス・レーニン主義的なので日産訓には合わないため、発言は控えた。
附記:
 ベルリンの壁の崩壊の後、企業の社会貢献の意識が広がる状況において、マルクス・レーニン主義のイデオロギーから解放されて労働の社会化を考えられるようになると思った。企業の社会貢献は企業の社会化の現れであり、それを労働の社会化としても認識することができる。これを通して私事性と公共性の統合が進む。

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