テーマ:葉隠

研究ノート―武士道と自由―

・・・略・・・ 4)武蔵の「自由」と「兵法」  「自由」について、兵法(剣法より広義)のみならず、芸術や思想でも卓越していた*1宮本武蔵(1584(天正12)年?~1645(正保2)年)は『五輪書』で述べている。即ち、freedomやlibertyなど知る前から、日本では「自由」が論じられていた(武蔵が西洋の言語や思想を学ん…

続きを読むread more

東洋・日本から「自由」を考える―フリーダムなど知る前に「自由」があった

①中国  『荘子』「逍遙游」第一では「游無窮者……至人無己、神人無功、聖人無名」と「無窮」に「游」することにおいて自我も功名も「無」いと述べられている。これは超越というより解脱と言える。それは西洋近代の「自由」に類似するが*1、自己の自由と他者の自由の矛盾や共存という緊張関係を避け、「逍遙」を志向するという特質がうかがえる。  …

続きを読むread more