テーマ:経営と戦略

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)補論5

大阪教育大学社会教育主事講習を終えて ゴールは新たなスタート  ―社会教育主事を育てる社会教育主事に向かって―  生涯にわたる学習・教育において一つのゴールは同時に新たなスタートになる。社会教育主事講習の修了はゴールだが、修了生は社会教育主事としてスタートし、その職責を果たし始めていることだろう(まだその機会のない者はじっ…

続きを読むread more

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)14

行政における経営(マネジメント) ―グローバル競争における公教育の課題―  グローバル競争激化するなかで、行政の果たすべき役割はいかなるものか?  デービッド・アトキンソンは、社会全体で人材育成、生涯教育を「強制」しないと「タダ乗り」が横行すると指摘する*1。何故なら、自社で人材育成しなければコストを押さえて価格競争で勝ち、ま…

続きを読むread more

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)8

9.動機づけ(再論)―組織の発展と個人の発達の連動―  学習は発達・発展(順不同)のためである。類似の概念に成長や成熟があるが、ここでは発展・発達を用いる。発達・発展は経営の戦略に、常に既に後も、組み入れられねばならない。それは社員を使い捨てにしないためである。社員が持続的に発達できてこそ、企業が持続的に発展できる。見方を変えれば…

続きを読むread more

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)6

(3)クルト・レヴィンとレンシス・リッカート  レヴィンのグループ・ダイナミクスは「葛藤(conflict)」の解決を主眼としていた*1。「葛藤」はマルクス主義的な階級闘争と異なる概念である。この研究をリッカートは企業組織をフィールドにして発展させた。  特に彼の提出したリンクピン(連結ピン)の概念は*2、上部の組織と下部の組織…

続きを読むread more

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)5

承前 (2)ダグラス・マグレガーとアブラハム・マズロー  MBO(目標管理)において、ダグラス・マグレガーの位置は大きい。ドラッカーの『現代の経営』の六年後、彼は命令・統制を基調にした「X理論」から参加と自己実現に努める「Y理論」への経営管理論の発展を提起した*1。その前近代から近代への発展に符合した説明は分かりやすく、また「人…

続きを読むread more

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)4

④NPO(非営利組織)と「ポスト資本主義社会」  ドラッカーは経営管理論をNPO(非営利的組織)、企業の社会貢献、社会的責任へと展開し、1990年にManaging the nonprofit organizationを出版した(日本語版は『非営利組織の経営―原理と実践―』(上田惇生、田代正美訳、ダイヤモンド社、1991年)。…

続きを読むread more

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)3

5.経営と管理  経営に関する学問や実践は米国を中心発展してきた。米国が資本主義の発展を牽引してきたことの現れと言える。そのため英語を参考にすると、経営の意味では広くmanagementが使われ、その中で行政ではadministrationも用いられる。近年ではgovernanceもあり、統治、運営、管理などの意味も含まれてい…

続きを読むread more

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート)1

社会教育の経営・生涯学習の支援のために(ノート) 個人の発達と地域の発展のために 1.はじめに―経営と戦略、支援と発達・開発―  社会教育の考えや実践は戦前からあり、それは生涯教育の通じるものであった。  1965年、ユネスコで「生涯教育」が提唱されると、これが明瞭になった。その後、高度経済成…

続きを読むread more