日本の青年・学生の心理歴史的研究―ノート その18

36.求められる総括  佐々は「挫折した東大全共闘は安田講堂事件の総括をきちんとしていない」と指摘した(『東大落城』p.18)。この出版は1993年で、文庫化は1996年であった。それから十年後、ようやく島泰三が佐々に対して反論し、総括を試みた(『安田講堂1968-1969』中央公論新社、2005年、p.ⅰ)。彼は最後まで安田講堂…

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